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2021年04月の記事は以下のとおりです。

ギターの音合わせ問題

ギターのチューニングについて第3段です。


サドルの切り方が3弦だけ異なる方向に斜めカットしてある楽器を時々見ます。気になっていたのですが、以下ページに詳細が出てました。目からウロコです。工房ミネハラさんありがとうございます。

 

画像をクリックすると詳細説明ページに跳びます。

ギターの音合わせ

ギターの調弦がボクは苦手です。

弦のゲージ(太さ)が均一でないと、基音と倍音の音高が違うし、ときにはサドルやナットの調整不良から響きに音程の幅が生まれるときも多いです。

それから、ギターのフレットは、オクターブ内を均等に12分割してそれぞれの音に割り付けた平均律で打ってあるのに比べて、完全音程は倍音から割り振った純正律ですから、完全8度/完全5度/完全4度の純正律で調弦したときに、フレットによって割り振られた平均律と微妙なずれが生じます。特に完全5度は純正律と平均律の誤差が大きかったと記憶してます。

以下は純正律と平均律の違いの説明です。
https://www.youtube.com/watch?v=yWVWyfzEdIA


ハーモニックスは純正律です。12フレットと5フレットはオクターブですから基音との誤差はありません。7フレットのハーモニックスは基音から完全音程で(オクターブ上の)5度高い響きですから、平均律より高い音が出ます。

以下動画はわかりやすいです。目からうろこです。
https://www.youtube.com/watch?v=MrMClrUfGeA

12平均律はオクターヴをそれぞれ100セントの12の半音に分割したものですから、半音が100セント、全音が200セント、オクターブは1200セントです。

振動数を表すヘルツ(Hz)では、オクターブは2倍数の振動数です。

※参照: Hzとセントの単位の関係

 

英米式音名の A4 音を 440 Hz とすることが定められたのは,1939年,ロンドンにおける国際会議でのことでした。

それまでの基準周波数は,1885年にウィーンの会議で決められた 435 Hz で,それ以前は国際基準は存在しなかったようです。

※参照: 一般社団法人 日本音響学会

 

一般的にギターの調弦で使う音高は1弦の5フレットが440Hzです。ところが、ウィーン国立音大のピアノはウィーンフィルと同じ444Hzで調律されてます。オーケストラは、公演の始まり時よりも、終演時は会場気温と湿度の変化の影響なのか、音が数ヘルツ高くなると言われてます。ややこしいです。。。

こんなに楽しい

これは、手放しで楽しめました! 一体どんな楽譜なのでしょうね。

この二人はこの曲をアンコールで弾くことが多かったらしく、複数の動画が見つかります。他の動画を見ると同じ指輪をしてるので、この後結婚されたようです。お幸せに!

沸き立つ「ウィーン」の薫り

映画「第三の男」は二次大戦直後のウィーンで撮影された名画です。民族楽器と言ってもこのぐらいの巨匠となるとウィーンフィルを背景にソロを弾きます。チター奏者のアントン・カラス氏のことです。

動画中に見られるウィーンの街角が典型的な旧市街地の様子です。生き生きとしたメロディが安定した拍に乗って華やかに響きます。

演奏は民族楽器チターの他に民族楽器ダブルネックギター(Doppelhalsgitarre)とアコーディオンです。要するにシュランメルン楽団ですね。楽しいわけです。

新刊「ベートーヴェンは凄い!」

武田倫子さんの新刊です。ボクの仲間です。

ベートーヴェンは凄い!

 

下に購入のためのアマゾンリンクを張っておきますね。よろしくお願いします。

 

~武田倫子さんよりメッセージ~

「ベートーヴェンは、なぜこのように引っ越しをしたのでしょうか?そして当時の事情とは?」

さまざまことに思いを巡らせながら、ウィーンの街や森を散策すると、また違った巨匠の人間的な一面に触れられるかもしれません。この本の折込み地図では、具体的にその場所を紹介してみました。

自然界の中で幾多のインスピレーションを得ることが多かったベートーヴェンにとって、ハイリゲンシュタットやウィーンの森、そしてメードリングとバーデンの散歩道も重要な意味を持っています。どのような曲になっていったのでしょうね。

超大物の音楽家ですが、楽しみながらその心の旅路を散歩できますように・・と綴りました。

気難しく見えながらユーモアも持ち合わせており、また意外に食にもこだわりのあった人物でその嗜好にも触れておりますが、皆様それぞれの感性でベートーヴェンを身近に感じて頂けたらうれしいです。

ウィーンの森にて 武田倫子

オンラインレッスンの環境

  • 2021/04/08 22:01
  • カテゴリー:その他

SignalSkypeWhatsApp、Messenger、希望時には中共経由で知られるZoomやLineにも対応します。

【パソコン】GIGABYTE BRIX Pro GB-BXi7-4770R
【モニター】27インチ
【通信速度】フレッツ光
【カメラ】DEPSTECHの2021年モデルDW49
【マイク】Tascam DR-40X
【スピーカー】JBL、USB接続DAC内蔵

 

※ 画像はアマゾンのアソシエイトから表示してます。

【カメラ設定 】16:9、2160p : 3840x2160ピクセル、オートフォーカス
【サウンド設定】サンプルレート:48kHz、ビットレート:32bit、低域カット:40Hz
【OS】Windows 10 Pro 64bit
【CPU】Intel core i7 4770R
【SSD】Crucial クルーシャル SSD 480GB BX500
【メモリー】8GB + 4GB = 12GB
【ワイヤレスカード】Intel Wi-Fi 6 AX200

踏ん張っている仲間

  • 2021/04/01 13:36
  • カテゴリー:その他

ウィーンで活躍するウッチーこと歌手の内田裕子さんからメッセージが来ました。

「こちらの動画を動画ファイルデーターにできますか?
You Tube 動画を保存したいのですが、できなくて。友人も動画ファイルを保存したいと言っているのですが、友人もできそうになくて。
以前、ルクセンブルク の演奏旅行に行った時のコンサートビデオなんです。」

聴いてびっくり! ロッシーニのミサ曲がこんなに素晴らしいとは知りませんでした。当時ウィーンに居たギタリストのマウロ・ジュリアーニが影響を受けたのも頷けますね。

 

下の画像をクリックするとYouTubeページに跳びます。
ウィーンで活躍する歌手「内田裕子」さん


え”~♪ このミサ曲は、いつも聴いているギターの曲と全然違う、、、って?
いえいえ、「ギターは小さなオーケストラ」って知ってますか?
これは、当時ウィーンで活躍していたベートーベンの言葉です。
ボクも全くもってその通りだと思います。

 

余談ですが、「ギターは歌う/Gitarre singt」は、指揮者フルトヴェングラー氏の言葉だそうです。10代の少女だったワルカーさんのコンサートに多忙を極めた大指揮者が聞きに来たときの逸話です。

ワルカーさんの演奏は本当に歌ってました。不肖の弟子のレッスンで時にメロディが繋がらないと一緒に歌って聴かせました。あたりまえですが、歌心は音楽の基盤です。

◆ フルトヴェングラー
1927年 フェリックス・ワインガルトナーの後継としてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任。
1931年 バイロイト祝祭劇場にはじめて出演し、ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』を指揮。
出典:ウィキペディア

◆ ウィーン・フィル首席指揮者
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 1927年-1930年
出典:ウィキペディア

◆Luise Walker
(9.Sep/1910 - 30.Jan.1998
出典:ウィキペディア

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