オルガ・ピエッリさん
- 2022/05/14 10:20
- カテゴリー:クラシックギター
こんな演奏ならラテンアメリカ音楽が好きになれます。行ったことのないウルグアイはきっと良いところなのだろうと感じさせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=xj5vM65bBQs
Olga Pierriさんはウィーン国立音大ギター科教授のアルバロ・ピエッリ氏の母親なんだそうです。母は偉大ですね。
浜松市中区でクラシックギターを弾いてます。一緒にギターを弾きませんか?
2022年05月の記事は以下のとおりです。
こんな演奏ならラテンアメリカ音楽が好きになれます。行ったことのないウルグアイはきっと良いところなのだろうと感じさせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=xj5vM65bBQs
Olga Pierriさんはウィーン国立音大ギター科教授のアルバロ・ピエッリ氏の母親なんだそうです。母は偉大ですね。
ギターデュオと言えば、ジョン&ブリーム以外で音楽の息づかいの感じられる演奏家を知りません。これは、名演奏家として知られ個人的にも好んで聴くプレスティ&ラゴヤ、名手として知られるアサド兄弟も同じで、精神活動としての芸術からは離れていると感じています。
楽友協会で演奏されたアーノンクールのマタイ、ヨハネ、h-mollメッセ、メサイア、最晩年のカラヤンのブルックナーやマーラー、ジェシー・ノーマン、パヴァロッティ、ホロビッツ、クライバーのニューイヤーコンサートで演奏されたブッ飛んだコウモリ序曲とか、晩年のゼルキンが弾いたベートーベン最後のピアノソナタ3曲、ブレンデル引退演奏会のアンコール曲、楽しかったメルビッシュ湖上オペレッタ、セゴビア、ワルカーさんの名演などの忘れられないコンサートの中に入る演奏家は少ないです。
長年ブラジルとか中南米は貧しいと思い込んでましたが、芸術に触れると、実は日本よりも豊かなんだと感じざるを得ません。Waao bravo!!!
https://www.youtube.com/watch?v=N-5OaDa0Wg0
それから、新しい弦は調律が乱れがちですが、やはり調弦で妥協してはいけないのですね。
2017年のことですから5年前です。
彼女の父上 Kazuhito Yamashita 山下和仁氏も室内楽で素晴らしい技量を発揮しますが、娘さんKanahi Yamashita 山下愛陽さんが、独奏だけでなくアンサンブル奏者としてこれほど楽しくワクワクするような演奏ができるまでに成長されました。
国際コンクールの準決勝というよりも普通の演奏会です。まだまだ学ぶことが多いのは当たり前ですが、年齢にふさわしい華が感じられ、素晴らしいです。ご両親の喜びも一入だろうと想像します。
若い娘さんらしい魅力が演奏に溢れ、押しつけがましさが感じられないのも助かります。
https://www.youtube.com/watch?v=MT-maA79cFQ
個人的には、合わせもので気をつけることが多いのを再確認させられました。2月の公演で共演者に余分な負担をかけてしまったことを反省しました。世の中はGWですが、音楽家に休みは無いというワルカー師匠の言葉を胸に、秋に向けてさらいます。
それから、このコンクールのために作曲された新作の出来不出来はともかくも、楽譜のアナリーゼと解釈については、多くのギタリストが不得手なようですね。
余談ですが、この独奏曲の作曲依頼スポンサーの「エルンスト・シーメンス」がドイツ系の貴族シーメンス家だったことを知りませんでした。長生きはするものですね。
そう言えばウィーンの博物館「ハウス・オブ・ミュージック」もシーメンスの出資でした。シーメンス社の担当者からの依頼で、オープニング宣伝で使われた「来て・観て・感じて」の日本語キャッチフレーズをひねり出すまで一人で黙々と悩んだのを思い出しました。